第1回 酒田地域クラウド交流会 開催報告

つながる。広がる。生まれる。起業家の応援を通じて地域を活性化!

サンロクが主催となり、第1回酒田地域クラウド交流会が2019年2月8日(金)酒田市民会館 希望ホール小ホールで行われました。山形県内では初めての開催となりました。

「地域クラウド交流会」とは

ソフトウエア開発や販売を手がけるcybozu株式会社が全国で展開している地域クラウド交流会です。

地域クラウド交流会は、地域住民が起業家を応援することにより、地域活性化を目指す交流会形式のイベントです。起業家だけでなく、地域の人たちが参加することで、地域全体のビジネスの活性化につながることを目的としています。

予め指名されたプレゼンターが起業アイデアをプレゼンし、それを聴く地域の参加者100名が、応援したいと思った起業アイデアに一人一票を「応援投票」として投じます。プレゼンターには得票数に応じ賞品が贈られます。

プレゼンターの紹介

第1回目の地域クラウド交流会にてプレゼンをする、若きプレゼンター5人をご紹介します。(プレゼン順)

●難波 竜次さん

2019年2月1日、合同会社danoを旧朝日村出身の幼馴染の二人で設立。

「mokkedanoPJT」を立ち上げ、「10年後の仲間をつくる。100年後へ念いをつむぐ。」をmissionとして定め、プロモーション支援やマーケティング支援など「情報を”ひろく””ふかく”届ける」事業を行い、人が持つ様々な感受性に寄り添い、そして見る側も、作る側もいい意味で気の抜けた情報発信をしている。

「私達danoのコンセプトや未来に向けてのアプローチはもちろんのこと、現実と理想の狭間でもがく25歳の夢をみなさんにお伝えできればと思います。是非、僕らの仲間になってください。よろしくおねがいします!」

●渡部 一麻さん

山形県内のドローン関連業者が団結し、2017年2月に県知事認可団体として認められた山形ドローン協会協働組合。

注目度の高い「ドローン」は、空撮に限らずビジネスの面でも革命をもたらしており、「空の産業革命」とも呼ばれている。

山形ドローン協会はドローンを健全に利活用することで生産性の向上をはかり、生まれ育った地元庄内を、山形県を豊かにしたいと考えている。

「ドローンに関する誤解や偏見を和らげ、皆様にご理解とご協力を頂き、是非皆様と一緒に地元の明るい未来を切り開いていければと考えておりますので、本日はどうぞ宜しくお願い致します。」

●菅原 碧空さん

「酒東(酒田東高校)アントレプレナーシップ育成講座」からスピンオフしたプロジェクト「米こーラボ」は、「体に優しいもの、勉強に効果があるもの、手が汚れないもの」をコンセプトとした少量で満足できるお菓子を、酒田米菓さんと一緒に商品開発に取り組んでいる。商品化し販売することが目標であり、販売対象は「学生や勉強に励む人」としている。

「私達高校生が企業と連携して新商品を生み出し、PRすることで酒田に注目が集まります。そして、都会と比べてしまって何もないと思われてしまう酒田には、自分の好きなことが思う存分できるチャンスがたくさんあることを示すことができます。その結果戻ってきたい、ずっと住んでいたいと思えるような酒田に近づくと私は思います。このプロジェクトは新商品を作るだけではありません、もっと魅力溢れる酒田を作り出すのです。」

●菅原 峰さん

現在の少子高齢化を問題視し、愛して止まないこの庄内を活性化するにはどうすれば良いか考え始め、地域活性化を実現する結婚相談所「となりのお節介」を今年10月1日を目標とし、設立する事を決意。プランには「身なりのご提案」とし、ワンコインエステ、美容院との提携、その方をより一層魅力的にする服装のアドバイスなども検討しており、相談者に最適な「一期一会」を提案。

「必ず、少子高齢化の加速度を打ち止めにし、5年後、多方面からお嫁さん、お婿さんが庄内地方で家族となり、地域が活性化し潤い庄内が全国区となり、もっと素晴らしい町に生まれ現変わります事をお約束させて頂きます。企業に向けて、確実に準備しております。是非、庄内の皆さんのお力を私にお貸し下さい。」

●齋藤 晴紀さん

2015年3月28日に(ラーメン風林火山)をオープン。2016年ラーメン風林火山酒田店をオープン。

2017年1月株式会社もっけだのフードサービスを設立。同年には初のプロデュース店舗「中華そば雲ノ糸鶴岡店」をオープンし、その半年後には酒田店をオープンし、今に至る。

現在は(潰れにくい飲食店舗)を地域から創出し、地域を起業家の手によって元気にしていく事を志しに置き、事業者のコーチングや他店のプロデュースも手掛けている。

株式会社もっけだのフードサービスが創業時に「2025年までに東北6県全てに出店し、東北から日本を元気にしていく」をビジョンとして掲げる。

「今後の庄内ラーメンシーンの行く末まで、ラーメンを通して酒田と仕事と食を考える。今回は自分の想いを酒田の皆さんに存分に聴いてもらおうと思います。」

 

それぞれの分野で、酒田を、庄内を元気にしたい!!という熱い想いを胸に、一人3分という短い時間でプレゼンしていただきました。

投票結果

酒田市にある企業に協力をしていただき、6カ所に投票所を設け、参加者150名にご自分が最も応援したいと思うプレゼンターに投票をしていただきました。

優勝は「酒東(酒田東高校)アントレプレナーシップ育成講座」からスピンオフしたプロジェクト「米こーラボ」の菅原碧空さんです。

応援投票(500円×投票数)と副賞としてcybozuクラウドシステムkintone(キントーン)1年分利用料8万円相当が矢口明子副市長から手渡されました。

菅原さんは、驚きとうれしさをにじませながら抱負を次のように語りました。「今日皆さんに会えたことをとてもうれしく思います。学校の中で始めたプロジェクトですが、皆さんに会えたことで道が広がったことを実感しています。これがゴールではなく、これからも課題研究の時間がある限り全力を注ぎ、更に酒田を盛り上げて行きたいと思っています。」

まとめ

参加者80名以上、参加満足度80パーセント以上という厳しい条件をクリアし、次回のクラウド交流会開催の切符を手に入れた今回の酒田市地域クラウド交流会。スタッフは3ヶ月以上前から準備をしていました。最初から最後まで大いに盛り上がった今回の交流会から、その努力が見て取れます。酒田という地域を活性化させようと願う老若男女が集まり、開場はかなりの熱量を帯びていました。少子高齢化、過疎化、雇用問題・・・解決しなければならない問題は数多くありますが、今回の酒田市地域クラウド交流会(略してちいクラ)を見る限り、こんなにも多く、酒田市を良くしようと思う人がいるのだという実感と、つながりを大切にし広がってゆくことの大切さを学び、実行に移す酒田市民が増えていくのではないだろうか、という期待が持てるイベントになりました。