おいしいサンロク女子会特別編 3月16日開催 「人生の軸を見つける講座」

人生の軸を見つける講座

今回のサンロク女子会は特別編として、お二人の女性をお招きし「人生の軸を見つける講座」として講演をしていただきました。

ゲストスピーカー

竹下 香織さん Venus Club/オルウィーヴ合同会社 代表

地方銀行に17年間勤務後、外資系生命保険会社に転職するも体調を崩し退職。仕事と健康を失った経験から女性の生き方、働き方に関心を持つ。2013年プラットフォーム型女性会員制団体「Venus Club(ヴィーナスクラブ)」を設立。企業などを目指す女性が「つながる・広がる」きっかけづくりを行い、可能性にチャレンジする女性たちを応援する事業を展開している。

石田 万梨奈さん onozucolor 代表

ソーシャル・イノベーションへの関心から、インターネット上の報道専門放送局の記者として勤めた後、大学院でメディアデザインを学ぶ。ソーシャル・ミュージアムでの企画・広報を経て、2014年からは五城目町に地域おこし協力隊として移住。「ごじょうめ朝一plus+」の企画プロデュースほか、地元企業や町民の起業支援を行っている。

竹下さんの講話

目まぐるしく変化する時代だからこそ、それに対応しながら働くための考え方や心構えについて学び、自身の強みや課題を理解する時間としての講演とワークを行っていただきました。

まず初めに、講師のお二人と参加者との交流を図るためのアイスブレイクが行われました。

初めてお目にかかる方もいる中、皆さんご自分の事を簡潔にお話しすることで、お互いを理解できたと思います。

 

次に竹下さんから「職業とは、仕事とは、働くこととは」についての講話がありました。

平均寿命も長くなっているこの世の中で、私たちはどのように生きていくかが問われます。

生きていくためには働かなくてはなりません。その、働き方をどのように捉え、どう働くかを考えることが重要です。

そのためには日本の現状を知ることも大切だと考えます。

第4次産業革命の真っただ中の現在は「距離や時間の壁」という概念はなくなり、働き方が変わり、お金の形も変わり、モノの売り方も変化し、今までの常識が変わっています。

竹下さん曰く、「ものすごい嵐が吹き荒れている状態!?」なのだそうです。

それは、最近話題になっているAIです。

コンピューターに代わられる確率の高い職業として挙げられる「消える職業」「なくなる仕事」が数多くあると言われています。

例えば、車の無人自動運転やキャッシュレス決済などが身近なところでしょうか。

大変な仕事はロボットやAI、ICT(情報通信技術)で解決できる時代になりつつあります。

 

では、人間がすべきことは何か?人間はどのように働いて行けば良いのか?

AIやロボットに取って代わることのできない人材になるためには?

これらの問を考えるために、ワークを行いました。

①自分の好きな事を書きだす。

②自分のできること・得意なことを書きだす。

③自分が長く時間をかけてやってきたことを書きだす。

①、②、③によって見えてくることは「自分の強み」です。

 

「自分の強み」とは・・・

・キャリア(仕事&仕事以外)を掛け算して、希少価値の高い(レアな)存在になる事。

・その場その場でたくさんの肩書きがあってよい事。

・私にしかできない、私に頼みたいという「信頼」があなたの価値になるという事。

・誰がやったのか、誰が言っているのかが選択の基準となる事。

竹下さんもさまざまな強みを見つけ、今があるのだと思いました。

竹下さんの信条「人生諦めなければ、何度でもやり直しができる」です。

ご自分のことを理解し、ご自分の強みがわかっているからこその信条だと思います。

 

また、これから生きてゆくために必要なこととして、「変化できる種だけが生き残る」ともおっしゃっています。

これはダーウィンの言葉である「最も強い種が生き残るのではなく、最も賢い種が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる種である。」から引用したものです。

人生のピークが過ぎると下がる(富士山型)という考えはひと昔前の話で、今は八ヶ岳連峰型(人生のピークはいくつも訪れる)と考えているほうが生き残れるのです。

 

『人間がすべきことは何か?自分自身でなければできない事は何か?何を大事にしてどう生きたいのか?』

竹下さんのお話とワークで、自分自身と向き合い、これからのことをじっくりと考える時間になりました。

石田さんの講話

竹下さんの講話を受けて、次に石田さんの講話とワークが始まりました。

石田さんも様々な経験をなさっており、常に変化を求めつつ向上していらっしゃるという印象でした。

竹下さんのお話にもありましたが、当に八ヶ岳連峰型の人生を歩んでいらっしゃいます。

石田さんご自身のターニングポイントをお話いていただき、その時のお気持ち、その都度どのように対処してきたか?をうかがいました。ご自分の気持ちと向き合い、正直に人生を歩んでいる方だと思います。

石田さんがターニングポイントから学んだことは、

①人の役に立つ仕事をしよう

②心がときめくことに素直になろう

③ワクワクすることじゃないと続かない

④諦めなければ、人生は何度でもやり直しができる

です。

参加者のワークでは、本題にもある「自分軸」を発見するために、

「人生のターニングポイントとなったもの」を導き出すべく、起こったこと、出会った人、読んだ本、見たもの、もらった言葉・・・などから、今まで、どんなことを学び、どんなことを感じ、どんなことをつかんだのか?を自ら見つめ直し、今日会った人に伝えることによって、また、他人の考えていることを傾聴する時間となりました。

ペアになり時間内で自分の事を話したり聞いたりする時間は、みなさん積極的に取り組んでいました。

自分軸を発見した人、発見までは至らなかったけれどなんとなく見えてきた人、さまざまでしたが、自分という人間がわかってきたようです。

フリータイム

ちょうど半分の時間(2時間)が過ぎたころ、竹下さん、石田さんの差し入れとして、としま農園さんの「甘酒とりんごのアイス」「玄米緑茶」をいただきながらのフリータイムになりました。アイスは、ジェラートとシャーベットの間のような初めての口当たりで、甘すぎずさっぱりとしていました。甘酒の芳しい香りが鼻に抜けて、その後、リンゴの甘味がしました。玄米緑茶はその名の通り、玄米の香ばしさのする緑茶で、お茶より重みがある飲み物・・という感じでした。

短時間でたくさん思考し、それを表現するという通常ではしない頭の使い方をしたせいもあって、ありがたくおいしくいただきました。

竹下さんの自分軸

フリータイム後は再び竹下さんの講話です。竹下さんはどのようにして自分軸を発見したのでしょう?

時代の荒波に揉まれつつ、自分の仕事に疑問を抱くこともあったそうです。仕事、健康、安定した生活を失った経験もされました。暗闇の時期・・・その時に自分の価値、自分ができること、譲れない条件とは何か?を考え、実行し、一筋の光を見つけました。ワクワクアンテナの感度を上げて、肩書きのない名刺を持ってどこへでも赴き、「つながるって楽しい❤」という気持ちでいろいろなイベントのお手伝いを全力投球で行いました。

ある時、「竹下さんのしていることって・・・・コミュニティービジネスだよね?」と言われ、竹下さんはますますご活躍され現在に至ります。

お二人の講話&ワークに参加して

竹下さん、石田さんの講話&ワークによって、今回の女子会の目標である「自分の進むべき方向を具体的にイメージし、人生の軸となるものを見つけることで、自信を持って新しい挑戦をしていくきっかけをつかむ」ことができた参加者もいらっしゃったようです。はっきりとではないけれど、ぼやっと自分の進むべき道がイメージできそう・・というかたもいらっしゃいました。4時間という長時間に及ぶ講話&ワークでしたが、参加者のみなさんの表情はとても晴れやかでした。自分を見つめ直し、新しい自分を発見することが、これほど楽しく充実したものなのかと初めて知りました。

まとめ

竹下さんも石田さんも、ご自分の今までの人生をざっくばらんにお話しくださいましたが、今ではその逆境を見事に跳ね返し、ワクワクキラキラとご活躍なさっています。お二人のように活躍する女性が、ここ酒田でも増え続けてほしいものです。