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「BEFOREコロナ、AFTERコロナ、WITHコロナ・・・」の巻

ビジネスコラム 2020.05.01
佐藤香奈子

サンロクコンシェルジュ佐藤香奈子

「コロナウイルス感染防止により・・・」の枕詞に始まるご挨拶。これが今の日常になってから、もうどのくらい経つのでしょうか。最近よく思うのは、つい2か月前のことが、とても昔のように感じる。。。ということ。もう、感覚的には「コロナ前」になってるんだろうなあってね。
私は山形県酒田市という地方都市に居を構える、小規模事業所と小さなNPO法人の代表。業種はスポーツ用品小売業と健康づくり支援。吹けば飛ぶよう。。。の代表格であります。そう、そして今一番きつい「接客を主にする業種」なのですね。
小売業は親が起こして継いだもの(いわゆる家業です)、NPO法人は自ら起業したものです。今はね、どちらも休業状態。どちらも人と接触するのが業務ですからね。「STAY HOME」の今、だるまさん状態なのですねえ(わかるかなあ…苦笑)

 

 

ところでさ、急速に広まった「テレワーク」。昨年夏にサンロクで「テレワーカー養成講座」をしていた時は、こんな状況が日本に、いや世界に訪れるとは思わなかったなあ。そう、まさに「Beforeコロナ」の世界だったのね。「いずれこうなるかも…だから準備しておこう」的な、ね。私も主催側でいながら、何やら言い訳がましいことばっかり言ってたなあ…。  「テレワークをするには、まだ企業側が追い付いてない」「テレワーカーに仕事を振り分けること自体がコスト高だ」「コミュニケーションコストがかかりすぎる」とかね。もちろん、テレワーカーの雇用形態もそれぞれだから、一概には言えないのだけれど、この言い訳自体「どの時代の話?」みたいになっちゃってる。

 

時代が変わるって、こういうことなのかもしれないね。どんな時代でも、自分だけの力で変わることは正直難しい。でも、そうせざるを得ない状況が目の前に迫ったら…人々は変わっていくのだと思う。人、だけではなく動物そのものかもしれないけど。
人が集まるセミナーができないから、WEB上でセミナーをするのが当たり前になり、なんと「WEBINER(ウェビナー)」なる造語が一気に浸透する。首都圏のお得意様へ足を運ぶのが常だった地域の経営者が、自社のモニターで「ハーイ!」と打ち合わせが始まる。私たちの業界で言うと、集団での健康教室が主流だったのが、動画配信で自宅にて行うことが当たり前になる。極めつけは子供たちかな…「オンライン授業で前期いきます。PCご準備ください」から、もしかして9月入学⁈まで議論が始まる。いやはや…。こんな時代の変換期に、たまたま経営者でいれる自分は幸せなのだろうか、はたまた運が悪いのだろうか。まあ、それは後の世代が判断してくれるんだろうけどね。

 

 

WITHコロナ。この状況を受け入れて生きていく。人間が必要な「コミュニケーション」「運動量」「健康維持」「経済活動」「教育水準」…もっともっと、たくさんあるのだけどね。
「WEB上で何でもできるようになる」これが一つの答えなのかなあ。「オンラインショッピング」「オンラインセミナー」「オンライン診療」「オンライン飲み会」…。そうだよね、きっとそうだ。これに対応していくことがきっと生き残る道なんだよね。新しいサービス、新しいコミュニケーション(AIも登場かな)、新しい経済活動や教育方法。「いつかそんな時代が…」が一気に近づいたんだよね。

 

さあ、ここでもう一度考えてしまう。WITHコロナに対応してビジネスを変革していくことは必要だ。絶対必要だ。でも…それで私は幸せになれるのかな?今回の本題はこれなんだね。(自分でも今気づく…苦笑)新しいものを否定して、経済的に破綻することを良しとする、なんてことは絶対ない。100%ない。でも、ただ状況変化に応じることだけが幸せにつながるとは限らない。
もしかしたらね、「今の時間を大事にする人」だけが、次の時代へつなげる人になりうるのかもしれないね。私も、そうありたいと思いつつ、ついついちょっと先の不安ばかりに胸が覆われてしまう。
「今、ここ」の自分に、今一度フォーカスしてみよう。そして、今をみんなでちょっと楽しく乗り切ろう。(自嘲も含めてね)。こんな時代を、それも経営者という立場で味わえることを稀有な体験と捉えてね。
そう、自分へ言い聞かせながらこれを書いていることをお許しください。そして、繰り返し書くかもしれないけど、それも許してね。何度か書いているうちに、「コロナってあったねえ」「コロナの予防接種した?」という会話が巷に溢れますように。