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コロナに思う、日々のこと

ビジネスコラム 2020.05.12
佐藤香奈子

サンロクコンシェルジュ佐藤香奈子

「コロナの影響、どげだ?(どう?)」最近仲間内では、これがあいさつ代わりになってきたな。3月からこの東北の地方都市でも実際の経済への影響が出始め、早くも2か月。

 

観光業、飲食業は本当につらい時期を過ごしていますね。「テイクアウト」という新しい形での営業に挑戦したり、その中身もまた素晴らしくコスパがよかったりと、各企業店舗さんの努力には頭が下がるばかりです。そしてさらに「すごいなあ…」と感じ入るのは、「皆さんに支えられて」とか「つながりの暖かさを感じます」とか、普段やらない仕事で、たぶん利益につなげるためには別のエネルギーやコストがかかっているにもかかわらず、こういった言葉が出てくる…心からの敬意を表さずにはいられません。

 

 

さて、観光、飲食、そして私自身の事業である「アパレル用品小売業」の火急的な影響は現段階で目に見えているのだけれど、それ以外の業種はどうなんだろうか?皆さんはどんなイメージを描きますか?

先日、私の周りの方々の経営者さんからお話をいただく機会がありました。一言程度でしたけどね。大体の内容は、

「建設関係」…現在は変わらないけど、半年後の受注は見えない。

「産廃関係」…むしろ仕事は増えてる。だから人繰りが大変。

「介護用品を扱う会社」…売り上げは変わらないけど、消毒の徹底を求められていて手間が増えている

「製造関係」…消費がないから、6月以降がやばい。

「食材関係」…スーパーの消費は少し伸びてるけど、飲食店や宴会での売り上げを埋められない

いやはや…。目に見える影響の次に来るのは、普段その会社と直接お付き合いが無い業種…なのですね。うちもきつい、本当にきつい。でも、製造や建設業種の不況の影響は、地域経済にとってはまたきつい。たとえコロナが収束しても経済的第二波はもう来ることが前提なのかもしれませんね。

 

そしてわが身を顧みる。「今できることに飲食店さんは取り組んでいる。うちの店は、私は、何ができるのか?何をすべきか?」「ECに着手すべきか?」「キャンプ動画を作る?」はたまた…。そうしている間に支払日は近づいてくる。「あれ?確か今月分はここにあったはずが…無い!どひゃー!!!」こんな日々を過ごしている訳ですね。そして未だに考え付かない日が続いているのである。とは言え、今諦めるには早すぎる。さあ、ここからだね。

 

 

最近テレビでよく見る「都内老舗飲食店の方が、廃業を決めた」という映像。「今までの感謝の気持ち」の後、「でも、悔しいですよね」とおっしゃるのです。そう、悔しいのです。もちろん、経営判断に感情を入れることは、時として危険なことになる可能性もあることは十分承知です。でもね、「コロナでやめちゃうの?」って自分に問うたときに出てくる感情は「悔しい」なのです。

 

無理をしすぎてどうしようもなくなることは、経営者としてやってはいけないことだけど、もう少し頑張ってみようかな。今は耐えて耐えて、仲間たちと気持ちを分かち合い、励ましあい、時には涙を流しながら頑張ってみよう。今日は正しいと思う判断も、明日には自信がなくなる自分と付き合いながら、何が正解かさっぱりわからないこの状況を、明るく乗り切ってみよう。(と書いた次の日には泣いてるかもしれないけどね)

そんなことをつらつらと書き連ねつつ、今日はこの辺で…。