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【開催報告】BBS第1回「時代の変化をどうとらえるか これからのビジネスに必要な新しいスキル」

36セミナー 2020.07.17
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サンロク
パートナー
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ビジネスベーシックセミナー2020の第1回「時代の変化をどうとらえるか これからのビジネスに必要な新しいスキル」を開催いたしました。

 

 

講師紹介 平尾 清
■青山学院大学 経営学部 非常勤講師  ■コロンビアビジネススクールVFA-j講師
“意欲あるところに道は拓ける”を信念として、新しいスタイルの人材開発に取り組んでいる。外資系企業の次世代リーダー育成プロジェクトから学生の社会貢献プロジェクトまで、幅広いジャンルでのリーダーシップ開発を得意とする。講義は、30分に1回は、はっとする気づきに出会えることを保証します!

 

・今、大都市で実際に起きている変化
・その中で、何をビジネススキルとして活かすのか
・地方都市で生き残るものは何か

 

 

・今、大都市で実際に起きている変化

日銀短観 業況判断DI(3月時点)での調査を見ると、宿泊・飲食サービスの厳しさが突出しているが、どの業界も例外なく軒並み影響が出ている。「世界は平等なんだ」「どの国だけが許されている」「どの業界だけがゆるされている」という感じではない。こんな状況になっていることを受け止めなければならない。

 

・その中で、何をビジネススキルとして活かすのか?

清涼飲料水の売り上げの変化はあまりないが、ビールの売り上げは下がった。
その変化に対応して、「下がったらどうしよう?」「これやってみましょう」をいち早く行動をした『サッポロビール』
>>参加者全員に、新発売のビールを事前にお届け!キッチハイク×サッポロビールの「HOPPIN’ GARAGE」が乾杯でつながる「オンライン飲み会」を開催

 

お店の消費が減っているが家飲みが増えているのを加速させるためにオンライン飲み会を主催している『アサヒビール』
>>1000人で乾杯!「アサヒスーパードライ」オンラインイベント「いいかも!オンライン飲み ASAHI SUPER DRY VIRTUAL BAR」4月25日(土)から実施!

 

状況が変わってもできることにチャレンジしていく。
今までの常識と違った動きが出てきている。

 

ビジネスの世界で危機という言葉が引用されますが、
危険(リスク)
機会(チャンス)
の両方からできている。
業界紙では「どこが需要が集まっているのか?」「何が今チャンスなのか?」という特集が組まれている。
全体的に消費が落ち込んでいるのがどのくらい影響が出るのか?
「ビジネスがなくなったのではなく、ビジネスが変化した。」というのが大事なポイント。

 

変化したわかりやすい例
・飲食店がいち早くデリバリー、テイクアウトに取り組んだ。
・イタリア料理屋さんが自粛中にカウンターでイタリア野菜を販売した。
・居抜き店舗に八百屋がオープンした。

 

最近は「ビフォーコロナ」「アフターコロナ」「ウィズコロナ」と言われているが、ビフォーコロナには戻れないのではないか?と言われているのと、アフターコロナが来なくてウィズコロナが続くのではないか?と言われているので、その辺を意識しなければならない。

 

 

・地方都市で生き残るものは何か

どのビジネスが伸びる?
・ITやオンライン系は、オンラインに載せられるのであればビジネスを作り直すことができる。ライブ販売等。
・教育系は家庭教師で訪問していたのが、オンラインで敷居が下がった。
・レストランで完全予約制や一組だけに限定して単価をあげる
などの色んな動きが出てきた。

 

今の延長線上にはチャンスは無い。
やり方を変えていくのが一つの正しい方法。どう変えていいのかわからないのが今の辛いところ。

 

●仏経済学者ジャック・アタリ氏
我々の生活の中で「健康/食品/衛星/デジタル/物流/クリーンエネルギー/教育/文化/研究」が約6割を占めているここが大事ではないか?と仰っている。
経済の優先順位が変わってくるのではないか?というメッセージを発信している。

 

●ヤフー株式会社CEO 安宅和人氏
ウィズコロナ/アフターコロナで地方の可能性が少しずつ注目を浴びている。

 

これまでの文明(都市化)
疎(Space)→密(Dense) 開放(Open、Non-contact)→密閉(Closed、Contact)

withコロナ社会(開疎化)
疎(Space)←密(Dense) 開放(Open、Non-contact)←密閉(Closed、Contact)

 

地方創生が始まってから5年間が経ち国がお金と人を投入したが、逆に東京の人口が増えて地方は減っている。経済規模も同じでブレーキがかからなかった。
なぜブレーキがかからないかというと、元々のロジックが都市化にあり今の経済で得や効率を求めると都市にいくのを覆せなかった。
しかし流れが変わったと言われており、体制を整えているところが結構ある。

 

選択基準の順番が変わった。「値段/機能/品質/ブランド」
アメリカ、日本、ヨーロッパのマーケットを比べた場合に、日本は値段志向が強い。
次の流行りは自分の選択基準がどう変わったのかを考えると、次の売れてくるものが見えてくる。

 

新しい選択基準は?
今売れているものにフォーカスするとIT・ネットなど出てくると思うが、その現象の背景にあるものを考えていくと、「安全/安心/非接触/快適性」に基準が変わった。

 

選んでいる理由、背景にある価値観が変わってきているのに気付ける。
仮説を持って自分が判断基準を作っていくのが大事。

 

まとめ

コロナ禍という、今まで経験したことのない今の時代をどうとらえ、今後を見据えていくのかを、わかりやすく講義いただいた。コロナの経済的影響(売り上げ減少)がほぼ全業種にわたること、テレワークの普及等、働き方の変化が急激であること、また、WITHコロナと言われる時代の中、新しいマーケティングに挑戦している企業があること等、広い視点で現状を考える必要性を感じた。危機をチャンスと捉えて新たな事業展開に挑戦する必要性、価値観ががらりと変わっていく局面を地域的・行政政策にも活かし、「都市から地方へ」の開疎化が進むとの見方をチャンスとして向かう必要性を感じる内容となった。しかしながら、明確な答えは今現在では見出すことが難しいことも改めて実感する内容だったと感じている。